NISAは毎月いくら積み立てる?「NISA貧乏」にならないわが家の決め方

NISA・投資

「NISAって、毎月いくら積み立てたらいいんだろう?」

そう思って調べると、証券会社の調査では「NISA利用者の積立額平均は月5万〜6万円前後」というデータが出てきます。

数字を見た瞬間、「えっ、そんなに?」と焦った人もいるかもしれません。

最近では、「NISA貧乏」という言葉まで出てくるようになりました。

将来のために頑張って積立額を増やしたら、今の生活が苦しくなった。そんな状態を指す言葉です。

将来のために今を犠牲にしすぎても、今を楽しみすぎて将来に何も残らなくても、どちらも本末転倒ですよね。

大事なのは、自分の家計に合った金額を選ぶことです。

この記事では、わが家が積立額を月3万3,333円から始めて、5万円、10万円と段階的に増やしてきた決め方を3ステップでお伝えします。

読者
読者

平均が月5万円って聞くと、自分が少なすぎる気がして焦ります…

みずかめ
みずかめ

平均はあくまで他人の数字です。家計に合っていない金額なら、続ける意味がありません。

そもそも「NISA貧乏」とは何か

「NISA貧乏」という言葉、聞いたことはありますか?

簡単に言うと、投資にお金を回しすぎて、日々の生活が苦しくなっている状態のことです。

最近のSNSでは「新NISAは満額やるべき」「月10万円積み立てない人は損」といった声をよく見かけます。

その言葉に流されて、生活費や予備費まで削って投資に回してしまう人が増えているそうです。

でも、よく考えてみてください。

投資は、何のためにやるのでしょうか?

将来の自分や家族を豊かにするためですよね。

それなのに、今の生活が苦しくなったら、本末転倒です。

投資は「手段」であって「目的」ではありません。

豊かな人生を送るための一つの道具にすぎないのです。

SNSでは「満額が正義」のような空気もありますが、私はそうは思っていません。

積立額の大きさより、「何年続けられるか」のほうがずっと大事です。

「平均はいくら?」「満額やるべき?」という外の声に振り回されると、いつの間にか投資そのものが目的になってしまいます。

そこに気づけるかどうかが、最初の分かれ道です。

ちなみに「NISAでやりがちな失敗」については、こちらの記事で詳しく書いています。
NISAでやりがちな失敗3つ|売却して後悔した私が伝えたい初心者向け対策

積立額を決める3ステップ

ではどうやって、自分に合った積立額を決めればいいのでしょうか。

私がたどり着いた答えは、シンプルな3ステップでした。

ステップ①:生活防衛資金を先に確保する

まず投資より先に、生活防衛資金を貯めます。

目安は、会社員なら生活費の6ヶ月以上、自営業や子育て世帯なら1年以上です。

これがないまま投資を始めると、急な出費があったときに、せっかく積み立てた投資商品を不利なタイミングで売却することになりかねません。

生活防衛資金の具体的な貯め方は、わが家のやり方をこちらにまとめています。
目的別口座とは?生活防衛資金と児童手当を分けて貯めている我が家のやり方

ステップ②:毎月の余剰資金を計算する

次に、手取り収入から「固定費・変動費・楽しみのお金」を引いて、毎月の余剰資金を出します。

固定費は家賃や保険料、変動費は食費や日用品、楽しみのお金は外食や趣味です。

ここで大事なのは、「楽しみのお金」をゼロにしないことです。

今を楽しむお金まで削ってしまうと、長続きしません。

ステップ③:余剰資金の範囲で、続けられる額に設定する

最後に、余剰資金の範囲内で、無理なく続けられる額を積立額に設定します。

ここで「平均は5万円だから自分も5万円」と決めないことが大事です。

余剰資金が3万円なら3万円、2万円なら2万円で十分です。

少額でも10年20年と続けることで、複利の力が効いてきます。

わが家が月3万3,333円→5万円→10万円に上げた話

私自身、最初から月10万円積み立てていたわけではありません。

積立額は、何年もかけて段階的に増やしてきました。

最初は月3万3,333円からのスタートでした。

当時は旧つみたてNISAの上限が年間40万円だったので、月3万3,333円が満額だったのです。

その後、2024年に新NISAが始まり、つみたて投資枠の上限が大きく広がりました。

このタイミングで、月5万円に増額しました。

さらにその後、クレジットカード積立の上限が月10万円に引き上げられました。

ちょうど固定費を見直して投資資金に余裕ができたタイミングだったので、思い切って月10万円に増やしました。

この「固定費の見直し」で大きかったのが保険でした。なんとなく加入していた保険を整理したことで、毎月の支出にゆとりが生まれたのです。詳しくはこちらの記事に書いています。
勧められるがまま保険に加入した筆者が伝える後悔しないための保険の入り方

ここで強調したいのは、最初から無理をしなかったことです。

もし新NISA開始のタイミングで一気に月10万円にしていたら、家計が苦しくなって途中でやめていたかもしれません。

段階的に増やしてきたからこそ、今も無理なく続けられています。

積立額を決める前に確認すべきたった一つのこと

ここまで読んでくださった方に、最後に問いたいことがあります。

確認すべきことは、たった一つです。

「この積立額で、今の生活が苦しくならないか?」

投資は、10年20年と続けてこそ意味があります。

一時的に満額の月10万円にして、半年後にやめてしまうより、月2万円でもずっと続けられる方がはるかに価値があります。

平均値や満額の数字は、あくまで他人の正解です。

あなたの正解は、あなたの家計の中にしかありません。

今の自分も、未来の自分も、どちらも犠牲にしない額。

それが、あなたにとっての正解です。

読者
読者

焦らず自分のペースでいいんですね。少しホッとしました。

みずかめ
みずかめ

続けられる額が、一番の正解です。少額からでも、まず始めることが大事ですよ。

まとめ

NISAの積立額について、わが家の決め方をお伝えしました。

最後に大事なポイントを振り返ります。

  • 平均月5〜6万円は「すでに始めている人」の数字。鵜呑みにしない
  • 生活防衛資金 → 余剰資金 → 無理のない積立額の順で考える
  • わが家は月3万3,333円→5万円→10万円と段階的に増やした
  • 「NISA貧乏」は投資が目的化したサイン
  • 今と将来、どちらも犠牲にしない金額が正解

投資は、豊かな人生を送るための手段の一つです。

平均や満額に振り回されず、自分の家計に合った金額から始めてみてください。

それだけでも、お金の不安を少し軽くできるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました