オルカンとS&P500どっち?両方買った私が初心者にオルカンをすすめる理由

NISA・投資

NISAを始めようと思って投資信託を調べると、多くの人がぶつかる選択肢があります。

「オルカン」と「S&P500」、結局どっちを買えばいいの?という問題です。

私もNISAを始める前、この2つで本当に迷いました。

結論から言うと、迷っているなら「オルカン1本」でOKだと思っています。

私自身は最終的に両方買っていますが、これは趣味の範囲。これから始める人にすすめるなら、迷わずオルカンと答えます。

この記事では、私がオルカンとS&P500で迷った理由、最終的にオルカンを選んだ理由、そしてそれでもS&P500を買い足した話まで、正直にお伝えします。

読者
読者

オルカンとS&P500、結局どっちを選べばいいんですか?迷ってしまって始められません…

みずかめ
みずかめ

初心者なら迷わずオルカン1本でOKです。理由はこの記事でじっくり説明していきますね。

オルカンとS&P500の違いをざっくり

まず2つの商品の違いをかんたんに整理しておきます。

ざっくりイメージをつかみたい方は、まず下の図解をご覧ください。

オルカンとS&P500の違いをやさしく比較した図解

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉)は、全世界の株式に分散投資するインデックスファンドです。

先進国も新興国も含めた、世界中の約3,000社にまとめて投資できます。

S&P500(こちらは商品名ではなく指数名)は、アメリカの代表的な500社に分散投資する指数で、これに連動するファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など)が人気です。

数字や細かい違いは下の表にまとめました。

項目オルカンS&P500
正式名称eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など
投資対象全世界の株式アメリカの代表的な500社
投資先の国先進国+新興国(約47ヶ国)アメリカ1ヶ国
銘柄数約3,000社500社
アメリカ比率約6割100%
信託報酬年0.05775%年0.0814%
特徴世界全体に分散アメリカに集中投資

※信託報酬は2026年5月時点

どちらも低コストで人気の高い商品で、NISAのつみたて投資枠でも定番中の定番です。

アメリカを信じるか、全世界を信じるかで迷った

私がNISAを始めようと決めたとき、最初に悩んだのがまさにこの2つでした。

YouTubeや本を見ていると、「これからもアメリカが世界経済を引っ張る」「S&P500が最強」という意見もあれば、「アメリカ一強の時代がいつまで続くかわからない」「分散しておくべき」という意見もあります。

要するに、アメリカを信じるか、全世界を信じるか。

どちらの主張にも一理あって、本当に決められませんでした。

結局、自分の中で結論が出るまでは1ヶ月くらい悩んでいた気がします。

結論、私はオルカンを選んだ

迷った末に、私はオルカンをメインで積み立てることにしました。

理由は3つあります。

人類の成長に賭けるという考え方

オルカンを買うということは、「これからも人類全体が成長していく」ことに賭けるということです。

人類が経済を発展させ続ける限り、世界の株価は長い目で見れば上がっていく。

この考え方が、私にはいちばんしっくりきました。

S&P500は「これからもアメリカが世界の中心であり続ける」という前提に立つ商品です。

それはたぶん当たるけれど、絶対とは言い切れない。

でも「人類が成長する方に賭ける」なら、もし途中で主役がアメリカから他の国に移ったとしても、オルカンならその恩恵を受けられます。

他人にも説明しやすい

これは地味だけど大事なポイントでした。

家族や友人に「何に投資しているの?」と聞かれたとき、「全世界の株に分散して投資してるよ」のひと言で説明が終わります。

「アメリカの500社に集中投資してる」と言うより、「世界全体に分散してる」のほうが、投資をしない人にも安心してもらえる気がしました。

自分の投資判断に自信が持てる、というのも長く続けるうえで大切だと思っています。

オルカンの中身も6割はアメリカ=集中より分散

これが意外と知られていない事実です。

オルカンの中身を見ると、実は約6割がアメリカ株です。

つまり、オルカンを買えば自動的にS&P500的なアメリカ集中の恩恵も受けつつ、残り4割で他の先進国・新興国にも分散できる、ということです。

「アメリカも欲しいけど、全部アメリカに賭けるのは怖い」という人にとって、オルカンは最適解だと感じました。

NISA口座の開き方や始め方は別記事でまとめているので、これからスタートする人はこちらも参考にしてください。

👉 新NISAの始め方|口座開設から積立スタートまで

でも結局、S&P500も少し買っている話

ここからは正直な話です。

オルカンをメインで積み立てると決めたあとも、私はやっぱりS&P500も気になっていました。

「アメリカの成長を信じる」という考え方も納得感があるし、過去の実績を見るとS&P500のほうが伸びている時期も多いからです。

なので、メインはオルカンに積み立てつつ、サブで少しだけS&P500も買うことにしました。

ただ、これはあくまで私の趣味の範囲です。

これから始める人がいきなり両方買う必要はないと思っています。

理由は3つ。

  • 管理が複雑になる(資産配分を毎回チェックする手間が増える)
  • 結局オルカンの中身の6割はアメリカ=S&P500と重複する
  • 商品が増えると「どっちが伸びてるか」が気になって長続きしにくい

なので、初心者の方には「まずはオルカン1本」をおすすめします。

慣れてきて、自分なりに調べた上で「アメリカをもう少し厚めにしたい」と感じたら、そのときにS&P500を足せばOK。

最初から完璧を目指す必要はありません。

オルカンのデメリットも正直に

オルカンをおすすめしている私ですが、デメリットも正直に書いておきます。

1. 過去のリターンはS&P500のほうが高い

ここ10〜20年で見ると、S&P500のほうがリターンは高めです。

ただ、過去の成績が未来を保証するわけではないので、私はこの理由でS&P500に一本化することは選びませんでした。

2. アメリカ偏重なのは変わらない

「全世界」と言いつつ約6割はアメリカ。

「もっと新興国に投資したい」という人にとっては、オルカンでも物足りないかもしれません。

その場合は新興国株のファンドを別途組み合わせることになりますが、初心者には正直おすすめしません。

なお、私がオルカンを含むNISAでの積立を選んだ背景には、「学資保険ではなく投資で教育費を準備する」という考えもあります。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

👉 子どもの教育費はいくら必要?学資保険よりNISAを選んだ理由

こんな人にはオルカンがおすすめ

ここまでの話をふまえて、オルカンが向いている人を整理します。

  • これから投資を始めたい初心者の人
  • どちらか選べと言われても判断できないと感じている人
  • アメリカ一国に賭けるのが少し怖い人
  • 1本だけ買って、あとは放置でシンプルに続けたい人
  • 家族や友人に「これに投資してる」と説明したい人

逆に、S&P500のほうが合うかもしれないのはこんな人です。

  • 「これからもアメリカが世界をリードする」と強く信じている人
  • 過去の高いリターンを重視したい人
  • 投資の勉強が好きで、自分で配分を考えたい人

ちなみに我が家では、児童手当は全額貯金しています。来年スタート予定と言われているこどもNISAが実現すれば、その原資にしたいと考えています。

👉 児童手当の使い道|全額貯めて将来こどもNISAでオルカンを買う計画

読者
読者

色々あるけど、結局シンプルにオルカン1本でいいんですね。なんだか気持ちが楽になりました。

みずかめ
みずかめ

そうです。迷う時間こそもったいないので、まずはオルカン1本で始めて、続けながら考えるのが正解ですよ。

まとめ|迷うならオルカン1本でOK

最後に、この記事でお伝えしたかったことを整理します。

  • オルカンとS&P500、どちらも優秀なインデックスファンド
  • 過去のリターンならS&P500、安心感と分散ならオルカン
  • 私は「人類の成長に賭ける」という考え方でオルカンを選んだ
  • オルカンの中身も6割はアメリカなので、S&P500の恩恵もそこそこ受けられる
  • 私自身は両方買っているが、初心者がいきなり両方買う必要はない
  • 迷っているなら、まずはオルカン1本で始めるのがいちばんシンプル

投資でいちばん大事なのは、「自分が納得して、長く続けられること」です。

完璧な銘柄を探すよりも、「これでいい」と思える1本で始めて、コツコツ積み立てる。

それがNISAで成果を出す、いちばんの近道だと私は思っています。

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