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「IPOも気になる」「この証券会社にしかない商品がある」。
そんな理由で、証券口座が気づけば増えていませんか。
私は一時期、証券口座を6社も持っていました。
でも実際にお金を入れて使っていたのは、ほんの一部だけ。
残りは「いつか使うかも」と思ったまま、ログインすらしない口座になっていました。
先日、思い切ってそれを2社まで減らしました。
減らしてみて分かったのは、「口座は多いほど良いわけではない」ということです。
この記事では、なぜ6社まで増えたのか、なぜ2社に絞ったのか、私の実体験を正直にお話しします。

証券口座って、いくつも持っていた方が得なんでしょうか?

私もそう思って増やしました。でも結論は逆で、使わない口座は増やすほど手間が増えるだけでした。私が6社から2社に減らした理由を、順番にお話ししますね。
こんな方に読んでほしい記事です
- 証券口座をいくつも持っていて、整理したいと思っている方
- 新しい証券口座を作ろうか迷っている方
- どの証券会社を残せばいいのか分からない方
- お金まわりをシンプルに整えたい方
気づけば証券口座が6社に増えていた
恥ずかしい話ですが、私は気づけば証券口座を6社も持っていました。
しかも、ひとつずつ「ちゃんとした目的」があって開いたつもりでした。
それが下の表です。
| 証券会社 | 開いた理由 | 結果 |
|---|---|---|
| SBI証券 | メインの口座 | ✅ 残した |
| 楽天証券 | サブとして使い分け | ✅ 残した |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 良さそうな株の分析ツールがあったから | 解約 |
| moomoo証券 | SBIや楽天では買えない米国の個別株・ETFが買えるから | 解約 |
| PayPay証券 | IPO投資の当選確率を上げたかったから(IPOは複数の証券会社から申し込める) | 解約 |
| IG証券 | なぜ作ったのか思い出せない | 解約 |
改めて並べてみると、ひとつずつは「なるほど」と思える理由です。
分析ツールが良さそう、ここでしか買えない商品がある、IPOに当たるかもしれない。
そう思って、ついつい口座を増やしてしまいました。
でも、いちばん下のIG証券にいたっては、なぜ作ったのかすら思い出せません。
たぶん何かのきっかけがあったのだと思いますが、それすら記憶に残っていないのです。
結局、増やした口座はどれも使わなかった
正直にお伝えすると、あとから増やした口座は、どれもほとんど使いませんでした。
分析ツールが良さそうで開いた口座も、結局メインのSBI証券で十分でした。
ここでしか買えないと思って開いた口座も、私の場合はオルカンやS&P500の積立がメインなので、出番がありませんでした。
IPOは複数の証券会社から申し込むほど当選のチャンスが増えるため、その1社として開いた口座でしたが、申し込む手間が続かず、いつの間にか放置していました。
つまり、「使うかもしれない」で開いた口座は、「結局使わない」で終わったのです。
そして地味につらかったのが、解約の手間でした。
口座を開くのは数分でできますが、解約はそう簡単ではありません。
残高を確認して、必要な手続きをして、書類やメールのやり取りをして……。
増やすのは一瞬、減らすのは一苦労、というのが正直な実感でした。
SBI証券と楽天証券だけ残した理由
最終的に、私が残したのはSBI証券と楽天証券の2社です。
SBI証券はメインの口座です。
NISAのつみたて投資もここでしています。
ちなみに、NISAをどのクレジットカードで積み立てるのがお得かは、別の記事にまとめています。
▶ 関連:NISAのクレカ積立はどのカードがおすすめ?三井住友カード ゴールド(NL)×SBI証券
取扱商品も手数料も使い勝手も、私にとっては不満がありません。
正直、これ1社あれば、たいていのことは足りてしまいます。
では、なぜ楽天証券も残したのか。
じつは私は、楽天証券を日経新聞を読むためによく使っています。
楽天証券では、口座を持っていると日経新聞の記事を無料で読める仕組みがあります。
これが思いのほか便利で、毎日のように開いています。
株も少しは買っていますが、正直、日経新聞を読むためだけに使っているような状態で、ちょっと申し訳ないくらいです。
それでも、自分にとって価値があるから残している。
これも立派な「残す理由」だと思っています。
証券口座は「2社あれば十分」だと思う理由
ここまでの経験から、私のようにインデックス投資(オルカンやS&P500の積立)が中心なら、証券口座は2社あれば十分だと感じています。
メインを1社決めて、目的がはっきりしたサブを1社。
これくらいがいちばん管理しやすいと感じています。
口座が増えると、ログイン情報も、お金の置き場所も、確認すべき画面も増えていきます。
家計簿アプリで資産を管理している私にとっては、口座が散らばっているほど全体像が見えにくくなります。
お金は、どこに何があるかを自分で把握できている状態がいちばん安心です。
もちろん、人によっては「どうしてもこの証券会社のこの商品が欲しい」という明確な理由があるかもしれません。
それなら増やす価値はあります。
でも「なんとなく良さそう」「みんな持っているから」で増やすのは、私の場合は手間が増えるだけでした。
最後にひとつ補足しておきたいのは、私が解約した証券会社が悪いわけではない、ということです。
分析ツールが優れていたり、特定の商品に強かったり、それぞれに良いところがありました。
ただ、私の目的や使い方には合わなかった、というだけのことです。
大切なのは「どの証券会社が良いか・悪いか」ではなく、「自分の目的に合っているか」だと思います。
その目的がはっきりしないまま増やしてしまうと、私のように使わない口座だけが残ってしまいます。
じつは私は、同じ発想でクレジットカードも6枚から3枚に減らしました。
増やすより、自分が管理できる数に絞る。この考え方は、お金まわり全体に通じると感じています。
▶ 関連:クレジットカードは何枚が正解?6枚から3枚に減らした理由
完璧に使いこなそうとするより、まず自分が無理なく管理できる数に絞る。
そのほうが、お金まわりはずっとラクになります。
よくある質問
Q. 証券口座を複数持つメリットはありますか?
A. あります。IPOの当選機会を増やしたり、特定の商品を取り扱う証券会社を利用したり、はっきりした目的がある場合です。ただ、目的が曖昧なまま増やすと、私のように管理だけが大変になることもあります。
Q. 証券口座は、結局どこを選べばいいですか?
A. 迷ったら、まずは取扱商品が多く使い勝手の良い大手のネット証券を1社、メインに決めるのがおすすめです。私の場合はSBI証券にしました。そのうえで、はっきりした目的があれば2社目を足す、という順番が無理がないと思います。
Q. 証券口座をたくさん持つデメリットはありますか?
A. いちばんは管理の手間です。ログイン情報や資産の置き場所が増え、全体像が見えにくくなります。使っていない口座も、解約しない限り情報は残り続けます。
Q. 使わない証券口座は、放置しておいても大丈夫ですか?
A. すぐに大きな問題が起きるわけではありませんが、使う予定がないなら整理しておくほうが安心です。残高や個人情報が残ったままの口座が増えると、管理が雑になりやすいからです。
Q. 証券口座の解約は簡単ですか?
A. 開設に比べると手間がかかります。残高を確認し、各社の手続きに沿って進める必要があります。だからこそ、増やす前に「本当に必要か」を一度考えるのがおすすめです。

思い切って減らして、後悔はありませんでしたか?

まったくありませんでした。むしろ、見るべき画面が減って、お金まわりがスッキリしました。増やすより、まず自分が管理できる数に絞る。これだけで気持ちがずいぶんラクになりますよ。
まとめ
証券口座は、多ければ得をするわけではありませんでした。
私は「良さそう」「ここでしか買えない」と思って6社まで増やしましたが、結局使ったのは2社だけ。
残りは、解約の手間だけを残して消えていきました。
最終的にたどり着いたのは、メインのSBI証券と、日経新聞や少しの株式投資に使う楽天証券の2社です。
この2社で、私のやりたいことはほぼ足りています。
もし今、証券口座が増えすぎて管理しきれていないなら、一度「本当に使っている口座はどれか」を見直してみてください。
完璧を目指さなくても、自分が無理なく管理できる数に絞るだけで、お金まわりはぐっとシンプルになります。
私は最近、「増やすこと」より「目的に合ったものだけを残すこと」のほうが、お金との付き合い方をラクにしてくれると感じています。
証券口座も同じです。
自分が無理なく管理できる数に絞ることが、後悔しない資産管理につながると思っています。
