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こんにちは、みずかめです。
私はがん保険に入っています。
でも正直に言うと、加入して3年たった今も「本当に必要なのかな」と自問自答しています。
そして2026年8月の高額療養費制度の改定をきっかけに、解約するかどうかをあらためて考え直すことになりました。
この記事では、迷いながら続けている私の本音を、そのままお伝えします。
こんな方に読んでほしい記事です
- がん保険に入るか迷っている
- がん保険を解約するか迷っている
- 高額療養費制度の改定が保険にどう影響するのか知りたい
- 「みんな入っているから」で保険を決めたくない
わが家のがん保険の中身
まず、わが家のがん保険を公開します。
2023年7月に、SOMPOひまわり生命のがん保険に加入しました。
| 項目 | わが家の場合 |
|---|---|
| 加入時期 | 2023年7月 |
| 保険会社 | SOMPOひまわり生命 |
| 主な保障 | がん診断一時金100万円+治療給付金(治療を受けた月ごとに10万円) |
| 保険料 | 年払いで3万円ちょっと |
がんと診断されたら一時金100万円。
治療が続く間は、治療を受けた月ごとに給付金10万円が受け取れる、というシンプルな組み合わせです。
がん保険に入った理由|「確率が低く、損失が大きい」に備える
私が保険を考えるときの軸は、1つだけです。
「確率が低く、損失が大きいこと」にだけ、保険で備える。
確率が高いことは起きる前提で貯蓄すればいいし、損失が小さいことは貯蓄で払えばいい。
保険にしかできない仕事は「めったに起きないけれど、起きたら家計が壊れること」への備えだと考えています。
▶ 関連:保険は何本が正解?私は3本だけ|医療保険に入らない理由
実は、がん保険に入る少し前に、私は医療保険と外貨建ての終身保険を解約しています。
入院や手術の費用は、高額療養費制度と貯蓄でカバーできる。
それよりも、当時の私が「確率が低く、損失が大きい病気」だと考えたのが、がんでした。
がんは治療が長引くことがあり、治療費だけでなく収入にも影響する。
だから医療保険をやめて、がん保険に入れ替える。そんな整理でした。

医療保険をやめて、がん保険だけ?順番が逆な気がします…

わが家は「幅広く浅く」より「損失が大きいものに絞る」を選びました。正解は家庭によって違うと思います
それでも自問自答している理由
ただ、正直に言います。
加入した今も「がん保険はこの軸に本当に当てはまるのか」と、ずっと自問自答しています。
がんは「2人に1人が一生のうちにかかる」と言われる病気です。
そう考えると、私の判断軸である「確率が低い」とは言い切れないのかもしれません。
一方で、日本には高額療養費制度があり、1か月の治療費の自己負担には上限があります。
そう考えると「損失が大きい」も、どこまで大きいのか。
つまり、がんは私の軸である「確率が低く、損失が大きい」の、どちらの条件も微妙なところにいるのです。
それでも入ったのは、「病気の中では、がんの損失は比較的大きい」と考えたからでした。
2026年8月の高額療養費制度の改定で、迷いが深まった
解約を真剣に考えたきっかけは、2026年8月の高額療養費制度の改定です。
ポイントを簡単にまとめると、次の2つです。
※制度の詳細は、必ず厚生労働省などの公式情報をご確認ください。
- 月ごとの自己負担上限額が段階的に引き上げられる(2026年8月と2027年8月の2段階)
- 「年間の自己負担上限」が新しくできる(1年間の自己負担の合計が上限に達すると、それ以降の窓口負担がなくなる仕組み)
私が注目したのは、2つ目の「年間上限」です。
がん治療でいちばん怖いのは、治療が長引いてお金がかかり「続ける」ことだと思っていました。
でも年間の上限ができれば、「1年間の治療費の自己負担はここまで」という天井が見えます。
医療費という面では、損失の見通しが立てやすくなるのです。
そうなると、がん保険の必要性は下がるのではないか?
これが、今の私の迷いです。
誤解のないように書いておくと、これは保険会社や商品への不満ではありません。
制度という「前提」が変わることで、わが家にとっての必要性が変わるかもしれない、という話です。
一方で、月ごとの上限額は引き上げ=自己負担が増える方向の改定でもあります。
また、治療費以外の損失(収入の減少、通院の交通費、生活の変化にかかるお金など)は、高額療養費制度の対象外です。
「天井ができるから安心」と単純には言い切れないところが、悩ましいのです。
それでも、今は続けている理由
迷いながらも、今のところ解約はしていません。
理由は2つあります。
1つ目は、がんは病気の中では損失が比較的大きい、という考えは今も変わらないからです。
治療の長期化、働き方への影響、制度の対象外の出費。
「治療費の天井」ができても、損失のすべてに天井ができるわけではありません。
2つ目は、保険料です。
年3万円ほどであれば、家計を圧迫する金額ではないと考えています。
お金のかかるケースを想定し始めると、キリがありません。
すべてに保険をかけたら、保険料そのものが家計の損失になってしまいます。
▶ 関連:保険の入り方で後悔しないために|50万円損した私の実体験
だからこそ「確率が低く、損失が大きいことにだけ備える」という軸に戻って、これからも考え続けるしかないと思っています。

結局、がん保険は入ったほうがいいんですか?

正解はないと思います。わが家は迷いながら続けていますが、貯蓄額や家族構成で答えは変わります。「何のために入るのか」を言葉にできるかが大事だと思います
よくある質問
Q. 2026年8月の高額療養費制度の改定で、何が変わりますか?
A. 月ごとの自己負担上限額が段階的に引き上げられ、新しく「年間の自己負担上限」ができます。負担が増える面と、長期治療の負担に天井ができる面の両方がある改定です。詳細は厚生労働省の公式情報をご確認ください。
Q. がん保険は「いらない」と言われるのはなぜですか?
A. 高額療養費制度で自己負担に上限があること、貯蓄で備えられる場合があることが主な理由です。ただし治療の長期化や収入減など制度でカバーされない損失もあり、貯蓄や家族構成によって判断は変わると思います。
Q. 診断一時金型と治療給付型の違いは?
A. 一時金型は「がんと診断されたらまとまったお金」、治療給付型は「治療を受けた月ごとの給付」です。わが家は一時金100万円と治療給付金(月10万円)を組み合わせています。
Q. 医療保険に入らず、がん保険だけ入るのはアリですか?
A. わが家はその形です。ただし前提として、入院や手術の費用を高額療養費制度と貯蓄でカバーできることが条件だと考えています。個人の判断になる部分です。
Q. がん保険を見直すタイミングは?
A. わが家は「制度が変わるとき」だと考えています。今回の高額療養費制度の改定のように、前提が変わったときこそ、入った理由に立ち返って考え直すタイミングだと思います。
まとめ:迷いながらでも「自分の軸」で考え続ける
- わが家のがん保険=一時金100万円+治療給付金(月10万円)、保険料は年3万円ちょっと
- 入った理由=「確率が低く、損失が大きい」病気は、がんだと考えたから
- 2026年8月の高額療養費制度の改定で「年間の自己負担上限」ができ、迷いが深まった
- それでも続ける理由=治療費以外の損失には天井がないから
- がん保険に正解はない。貯蓄や家族構成で答えは変わる
がん保険は「入るのが正解」でも「やめるのが正解」でもないと思います。
保険は、一度入ったら終わりではありません。
制度や家族の状況が変われば、必要な保険も変わります。
これからも「確率が低く、損失が大きいことに備える」という軸で、わが家に必要な保険を考え続けたいと思います。
